【社会】追跡の車、時速160キロで衝突 世田谷6人死傷事故
東京都世田谷区でパトカーに追跡された乗用車がタクシーなどに衝突して6人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑などで送検された緒環健蔵容疑者(20)の車の衝突時の速度が時速160キロだったことが31日、警視庁への取材で分かった。警視庁が防犯カメラの映像などを解析した結果、判明。事故現場の約500メートル手前では時速約130キロで逃走していたことも分かり、さらに速度を上げて逃げていたとみて、当時の状況を調べている。