【社会】大学などの研究用原子炉運転できず 原発や廃炉の安全を担う人材育成に影響深刻
4月5日 18時55分
東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと原発の規制が強化された影響で、大学などの研究用の原子炉もすべて運転できない状態が続いています。この結果、原発や廃炉の安全を担う人材の育成に深刻な影響が出ているとして、大学教授らが国の原子力委員会に窮状を訴えました。大学や研究機関などが所有し学生や研究者の教育や実習に使われている研究用の原子炉は、すでに廃止されたものなどを除くと全国で12基あります。