【社会】かんだ犬に開錠の知能なし 飼い主の男性を再び不起訴 福岡地検小倉支部
2016.4.5 19:55
福岡地検小倉支部は5日、窓の錠を開けて室内から逃げ出した大型犬がかみついて60代女性に重傷を負わせたとして、過失傷害容疑で書類送検され、平成26年12月に不起訴にした飼い主の男性を再び不起訴とした。犬が錠を開けることを飼い主が予測できたかが焦点となり、小倉検察審査会が不起訴不当と議決した上で、犬の知能水準の再捜査を求めたが、地検は「錠の開け方を知っていたのはあり得ず、飼い主の予見は困難で過失は認定できない」と結論付けた。