【4月6日 時事通信社】ミャンマーのティン・チョー大統領は6日、政権の実質トップであるアウン・サン・スー・チー氏を新設の「国家顧問」とする法案に署名した。大統領府幹部が明らかにした。スー・チー氏は同法の公布を受けて正式に就任する見通し。同法案は、上下両院でそれぞれ可決されていた。法案審議では、両院の4分の1の議席を占める軍人議員らが「憲法違反」などと主張して異議を唱えたが、両院の過半数を押さえる与党・国民民主連盟(NLD)が押し切った。

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