【東京】「自分の存在を消したかった」 弟(58)、放火をほのめかす 脳性麻痺で寝たきりの兄(61)死亡 葛飾区の住宅火事
9日、東京・葛飾区で住宅が燃え、体の不自由な男性(61)が死亡した火事で、男性の弟が放火をほのめかしていることがわかった。この火事は9日午前4時すぎ、葛飾区西亀有で住宅が半焼し、この家に住む長尾豊さんが死亡したもの。長尾さんは脳性麻痺(まひ)を患い、ほぼ寝たきりの状態だったという。その後の捜査で、長尾さんの自宅には出火の数時間前まで弟の長尾伸二容疑者(58)がいたことが分かり、警視庁が事情を聞いたところ、放火したことをほのめかしたという。