【熊本地震】上下に1m以上地殻変動 陸域観測技術衛星「だいち2号」の写真分析 国土地理院
国土地理院(茨城県つくば市)は21日までに、熊本県を中心とする地震を起こした布田川断層帯と日奈久断層帯に沿って、上下方向に最大で1メートル以上の地殻変動があったことが人工衛星の観測で分かったと発表した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の陸域観測技術衛星「だいち2号」が地震前後の昨年2月10日と4月19日に撮影した画像と、衛星の位置を変えて3月7日と4月18日に撮影した画像を組み合わせ、国土地理院が分析した。