【社会】残業削減「欧州並みに」=自民、1億総活躍で提言
自民党は21日、1億総活躍推進本部の会合を開き、残業時間を欧州諸国並みの水準に削減することや、保育・介護士の処遇改善などを柱とする提言案をまとめた。政府が5月に策定する「ニッポン1億総活躍プラン」や夏の参院選の同党公約に反映させたい考えだ。提言案は、長時間労働の是正が生産性向上につながると指摘。週49時間以上働く労働者の割合が欧州諸国では1割なのに対し、日本は2割と相対的に高いため、残業時間を「欧州諸国と遜色ない水準」まで減らすよう求めた。