【社会】児童相談所の虐待専門職1100人増へ 厚生労働省
厚生労働省は25日、児童福祉司や児童心理司、保健師など全国の児童相談所に配置する虐待の専門職について、2019年度末までに計1120人程度増やす目標を決定した。同日公表した「児童相談所強化プラン」で示した。児相への児童福祉司の配置基準に関しては、虐待の相談件数も考慮するとしている。児童福祉司の研修や講習の義務化などによる児相の体制強化は、今国会に提出されている児童虐待関連法の改正案にも盛り込まれており、厚労省は「改正法案の内容も踏まえて、専門職の人数など具体的な構想をプランで示した」としている。