【社会】AIやロボットうまく活用しないと2030年の雇用735万人減…経産省「痛みを伴う転換をするか、安定したじり貧を取るか」 変革訴え
経済産業省は27日、人工知能(AI)やロボットなど技術革新をうまく取り込まなければ、2030年度には日本で働く人が15年度より735万人減るとの試算を発表した。海外企業にビジネスの仕組み作りを握られることで、日本企業の下請け化が進む。多くの仕事で賃金低下も進むと警鐘を鳴らした。産業の新陳代謝を進めれば、減少は161万人に抑えられるとして、日本企業に業界の枠を超えた産業再編や、企業の壁にとらわれない連携を促した。