【警察】警視庁・鑑識の達人 来る日も来る日も靴底だけを眺め続け… 集めた靴底のデータベースは計15万足
靴底の写真だけ集めたデータベースがある。新製品が発売されるたびに販売店に依頼し、計約15万足。「来る日も来る日も靴底を眺める。こんな仕事もあるのか、と最初は驚いた」昭和55年に鑑識課へ。以来、30年近くさまざまな足跡を採取し、鑑定し続けてきた。平成12年に発生した世田谷一家殺害事件。犯人がはいていたとされる28センチサイズの韓国製「スラセンジャー」も、現場で採取した足跡痕から、データベースの資料を見比べて特定した。