【社会】殴る蹴る、集合写真顔に×印…「根深いいじめ」認定、学校側の対応にも不備 大阪市の第三者委報告書
平成25年度に大阪市立小学校6年の男児が卒業までの5カ月間不登校になったのは、いじめが原因だったとして保護者が市に調査を求めた事案について、市の第三者委員会(委員長=折出健二・人間環境大特任教授)は10日、「根深いいじめ」を認定し、学校側の対応に不備があったとする調査報告書をまとめた。第三者委は、重大ないじめや体罰の調査を市長が指示できると定めた25年4月施行の市条例に基づき、昨年6月に発足。