【パナマ文書】ピケティ氏ら書簡「タックスヘイブンが不平等を拡大」「世界経済をゆがめている」 公開書簡全文
「タックスヘイブンが不平等を拡大」 パナマ文書でピケティ氏ら書簡
東京新聞:2016年5月11日 朝刊
「パナマ文書」で問題となっているタックスヘイブン(租税回避地)に対し、世界の経済学者たちが批判を強めている。各国政府の指導者に「対策の強化を」と求めて国際ボランティア団体が発表した公開書簡には、格差問題を掘り下げたフランスの経済学者トマ・ピケティ氏や、ノーベル経済学賞を昨年受賞したアンガス・ディートン米プリンストン大教授ら経済学者三百五十五人が署名した。