Microsoft、中国でのポータルサイト事業から撤退 中国IT企業との競争で完敗
Microsoftは10日、6月をもって中国向けポータルサイト事業「MSN」からの撤退することを発表した。Microsoftは2009年11月から、中国ポータルサイト大手のSinaと提携することで中国本土で、自社開発による検索エンジン「Bing」を主体としたポータルサイト事業を展開してきたが、検索エンジンのBingに関しては、中国検索大手のBaiduに太刀打ちできず、ポータルサイトそのものについてもSinaに利用者を奪われるなど、中国事業は利用者をほとんど獲得できてはいなかった。