【経済】3月期決算の上場企業、営業益が8年ぶり過去最高に 今期は円高など逆風
上場企業の平成28年3月期決算の発表が13日、ピークを迎え、午後5時時点で過去最多となる747社が決算を開示した。SMBC日興証券によると、東京証券取引所第1部に上場する3月期決算企業(金融除く)の本業のもうけにあたる営業利益の合計は33兆円超と、8年ぶりに過去最高となる見通し。一方、29年3月期は年明け以降の円高進行などが影響し、同証券の12日までの集計では前期比4・3%の営業減益見通しで、企業業績に減速感が出ている。