【鉄道】海外向け新型新幹線「N700Iバレット」、台湾新幹線に採用へ…最大1千億円
JR東海などの海外向け次世代新幹線の車両が、台湾新幹線に採用される見通しになった。受注規模は最大14編成(168両)、1000億円近くになりそうで、早ければ2020年度に運転を始める。日本は官民一体で高速鉄道輸出に注力しており、各国での採用拡大に弾みが付きそうだ。台湾新幹線は07年に開業した。東海道新幹線「700系」を基に台湾向けに開発された「700T」の34編成が現在、台北―高雄間(345キロ・メートル)で運行している。