【熊本地震】半壊でも仮設住宅の入居可能に 首相「被災者の実態に応じて柔軟に運用」
安倍晋三首相は17日午後、熊本地震に関する補正予算案を審議する参院予算委員会で、自宅が全壊または大規模半壊した世帯に限られている仮設住宅への入居条件を緩和し、「半壊」でも入居できるよう制度を柔軟に運用する考えを明らかにした。首相は今も熊本地震の余震が続くことや、被災住宅の応急修理に時間がかかることなどを指摘し、「実質的には当分の間、住めないという実態があるから、そういう実態を見ていかなければならない」と述べた。