【経済】マイナス金利影響 地銀の経常利益総額 約2割減に
日銀のマイナス金利政策の影響で国内の貸し出しによる利益が減ることなどから、全国60の地方銀行の経常利益の総額は今年度、昨年度に比べておよそ20%減少する見通しだということが、全国地方銀行協会のまとめで分かりました。全国地方銀行協会が、株式を上場している地方銀行63行のうち業績見通しを発表している60行の単体の決算をまとめたところ、今年度の経常利益の総額は、昨年度に比べて21.3%、最終的な利益は18.8%、それぞれ減少する見通しです。