【週刊文春】衆参ダブル選挙 「やっぱりある」
一度は熊本地震で消えたと思われていた衆参ダブル選挙が、ここにきて「やっぱりある」との観測が強まっている。もっとも警戒しているのは2014年衆院選で不意打ちを食らった野党・民進党。野田佳彦前首相は5月14日の党会合で「こんな時期に衆院選をやる人は人でなしだが、私はダブル選挙はあると思う」と断言した。衆参同日選は、安倍政権の“機関紙”と言われる産経新聞が4月20日付けの朝刊で「首相、見送りへ」と報じたことで、一気に「夏は参院選単独」の空気が色濃くなっていた。