【調査】友達少ない日本の高齢者 内閣府が国際比較調査
日本の高齢者は友達付き合いが少ない―。内閣府による日本、米国、ドイツ、スウェーデンの60歳以上の男女を対象にした意識調査で、こんな傾向が明らかになった。内閣府は「高齢者の社会参加を促す取り組みが求められる」としている。政府は20日、調査結果を盛り込んだ2016年版「高齢社会白書」を閣議決定した。困ったときに助け合える親しい友人を複数回答で尋ねたところ、「いない」と答えた割合は、日本が25・9%と最も高く、ドイツ17・1%、米国11・9%と続いた。