【社会】「深刻なもの」と懸念=IOC、五輪招致疑惑に
2020年東京五輪・パラリンピック招致をめぐる金銭授受疑惑について、来日中の国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のジョン・コーツ委員長は26日、「深刻なものと考え、状況を見守っている」と懸念を表明した。東京都内での記者会見で語った。コーツ委員長は、大会招致委員会がシンガポールの会社にコンサルタント料として支払った金銭が、五輪開催地決定に影響力があったラミン・ディアク国際陸連前会長側に流れた疑いなどを捜査しているフランス検察当局に、IOCとして協力していることを強調。