【サミット】税逃れ防止策、日米欧が先導していくことを確認 新興国取り込みなど課題
26日開幕した主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)では、国境を越えた過度な節税の防止策づくりを日米欧が先導していくことを確認した。「パナマ文書」でタックスヘイブン(租税回避地)を使った節税の実態が明らかになり、税逃れ対策は各国共通の課題に浮上している。実効性のある仕組みを迅速につくれるかに焦点が移る。安倍晋三首相が26日の会議で「税の公平性は重要であり、国民の信頼が揺らぐ状況はただしていく必要がある」と呼びかけた。