【社会】熊本の災害がれき、発電に活用 再生エネ業者が受け入れ
熊本地震で発生したがれきを、熊本県荒尾市の木質バイオマス発電所が受け入れる。1日の処理量は50トンで、全体の発生量100万~130万トン(推計)に比べれば少ないが、災害がれきを電気に変えて有効活用を図る。受け入れを決めたのは、民間3社が出資した木質バイオマス発電事業会社「有明グリーンエネルギー」。今年4月から試験運転を始めており、主に県内の製材所から出る端材や、間伐された木などを燃やし、毎日1万2千世帯分を発電して電力卸会社へ売っている。