【企業】燃費不正測定 あすスズキ本社に立ち入り検査へ
自動車メーカーのスズキが、燃費のデータについて定められた走行試験を行わず、不正な測定を行っていた問題で、石井国土交通大臣は閣議のあとの会見で、会社からの報告内容を検証するため、3日にスズキの本社に、道路運送車両法に基づく立ち入り検査を行う考えを明らかにしました。この問題でスズキは先月(5月)、これまでに販売された26車種、214万台について燃費のデータを測定する際に国が定める走行試験を実施せず、装置ごとのデータを積み上げて検査機関に申請する不正を行っていたと国土交通省に報告しました。