【社会】日本の高校生は安全志向=判断力は低く―青少年機構が4カ国調査
日本の高校生は米国、中国、韓国に比べ危険回避に対する意識が高い一方、自分で判断する力は低い傾向にあることが7日、国立青少年教育振興機構の安全に関する意識調査で分かった。調査は昨年9~12月、4カ国の高校を無作為に選び実施。計7756人から有効回答を得た。防災・防犯や安全確保に関して「いつもする」と答えた人の割合は、「海や山などで立ち入り禁止のところに入らない」(83.5%)、「歩きながらや自転車に乗りながらスマートフォンなどを使用しない」(43.1%)などが、日本は4カ国中最多だった。