【和歌山】有田衛生施設事務組合係長を収賄罪で起訴 し尿処理施設の修繕業務受注、便宜見返りで150万円 和歌山地検
湯浅町と広川町でつくる「有田衛生施設事務組合」を巡る贈収賄事件で、和歌山地検は7日、組合係長の浜井鉄晴容疑者(50)=和歌山市=を収賄罪で、金庄物産(和歌山市)の元役員、草壁稔容疑者(50)=同市=を贈賄罪でそれぞれ起訴した。両被告とも起訴内容を認めているという。起訴状によると、浜井被告は2015年7~12月、組合が運営するし尿処理施設「リユースなぎ」(湯浅町湯浅)の修繕業務を金庄物産が受注できるよう便宜を図る見返りに、草壁被告から3回にわたって現金計150万円を受け取ったとされる。