【社会】教科書検定問題 大修館書店 採択の高校に無料で教材 文科省が調査求める
東京・文京区の教科書会社「大修館書店」が、自社の英語の教科書を採択した10余りの高校に無料で教材を提供していたことが分かりました。この会社の社長は、業界団体の会長を務めていて、文部科学省は教科書採択に疑念を生じさせる行為だとして、詳細な調査を行うよう求めています。文部科学省や関係者によりますと、「大修館書店」は自社の英語の教科書を採択した神奈川県や茨城県など10余りの高校にことし3月、英単語や文法のドリルを無料で提供したということです。