損害保険の業界団体、「万一の際に運転手が操作可能な自動運転車での対人事故の賠償責任は原則運転手にある」との見解
損害保険会社の業界団体は、自動運転の車で事故が起きた場合に備えた法律上の検討課題などを報告書としてまとめ、万一の際などにドライバーが操作できる仕組みの車では、これまでどおり、対人事故の賠償責任は原則としてドライバーにあるとする見解を盛り込みました。車の自動運転は、世界の自動車メーカーやIT企業などが開発競争を繰り広げていますが、本格的な普及に向けては事故が起きた場合の責任の所在をどう決めるのかが課題となっています。