【海外】「国産」「一匹おおかみ」強まる=察知困難、浮き彫り-米乱射テロ
米フロリダ州オーランドのナイトクラブで49人が殺害された銃乱射テロは、米国民の容疑者がインターネットを通じて海外のテロ組織に感化され、自ら過激化して起こした「ホームグロウン(国産)」型、かつ「ローンウルフ(一匹おおかみ)」型の犯行だった可能性が強まっている。連邦捜査局(FBI)のコミー長官は13日の記者会見で、この種のテロの企てについて、「全米の干し草の山の中から針を探す」という表現を使い、事前に察知することの困難さを改めて指摘した。