【京都】「沙羅双樹」の花の色愛でる…苔の緑に可憐な白 (読売新聞)
2016年06月16日 17時34分
本堂前の庭に落ちた沙羅双樹の花を観賞する参拝者ら(京都市右京区で)=吉野拓也撮影ナツツバキの別名「沙羅双樹さらそうじゅ」の名所、妙心寺塔頭たっちゅう・東林院(京都市右京区)で15日、「沙羅の花を愛めでる会」が始まった。30日まで。沙羅双樹は開花からすぐに散ってしまうはかなさから、平家物語の一節にも「沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理ことわりをあらはす」と記され、仏教の無常観を象徴するとされる。