【株式】東証の空売り比率が今月10日に過去最高の47.1%を記録し15日も約42%と高水準 、売買代金は連日2兆円を割る
市場は過去最高レベルの警戒態勢を敷き始めた。日経平均は15日、5営業日ぶりに反発したものの、16日の終値は485円安の1万5434円と再び下落。一瞬の値上がりは「下げ過ぎた反動に過ぎない」の見方が主流で、この先、凋落傾向に歯止めがかからない地獄相場が待っているという悲観論が蔓延している。確かに、英国のEU離脱やトランプ旋風、米の銃乱射、中国の景気失速など、市場にとっての悪材料は事欠かない。