【IT/国際】「善意のハッカー」活用=138の弱点発見―米国防総省
米国防総省は17日、同省のシステムの安全性を検証する試験事業として行ったハッカーの大会「ペンタゴンをハッキングせよ」の結果を発表した。大会には「善意のハッカー」と呼ばれる1410人が参加して公式ウェブサイトの運用システムなどを点検し、計138の弱点を見つけ出したという。カーター国防長官は結果公表のため同省内で開いたイベントで、大会実施には15万ドル(約1560万円)の費用がかかり、うち約半分は成果を挙げた参加者への報酬だと説明。