【ドーピング問題】露女性選手、尿の容器を「体内」に隠す 大胆手口、変わらぬ不正体質 ソ連時代からの根深い“文化”
2016.6.18 20:31
国際陸上競技連盟は17日、資格停止中のロシア陸連への処分解除を見送った。世界反ドーピング機関(WADA)第三者委員会が昨年11月、露陸連の組織的不正を暴露して約半年の間にも当局や選手らの不祥事が相次ぎ発覚し、露スポーツ界への不信は高まる一方だ。「尿の容器を体内に隠し持ち、検査官を買収しようとした」15日にWADAが公表した露陸上界に関する最新の報告書は、女子選手の大胆な不正の手口を暴露した。