【経済】愛媛県産柑橘(かんきつ)、台湾への輸出額が激減 14年度の1628万円から15年度6万円に
えひめ愛フード推進機構(会長・中村時広知事)は21日、愛媛県庁で総会を開き、残留農薬検査が強化された台湾への県産かんきつの2015年度輸出額が6万円にとどまったことが報告された。検査をクリアできない恐れが高いとして主力のハウスミカンの輸出を見合わせたため、14年度の1628万円から激減した。機構は県産かんきつの輸出促進を事業の柱の一つにしており、台湾は全体の8~9割を占める主要な輸出先だった。