【栃木】「顔、お尻、足、あの娘は傷だらけで…」 すさまじき地獄絵図 懲役10年・宇都宮「殺人託児所」の実態
後頭部は真っ赤に鬱血し、髪の毛が抜け落ちている。顔には無数のアザが残り、臀部から足にかけて幾重にも刻まれた束縛痕──。愛娘の最期の姿を収めた写真を前に、母親(38才)の言葉は悲痛を極める。
「痛かったろう、つらかったろう…。これが殺人でなくてなんなのか。裁判で決着はつきました。でも、私たちの悲しみは生涯消えません」「被告人を懲役10年に処す」──6月15日、宇都宮地裁で同市内の認可外保育施設「といず」の元経営者・木村久美子被告(59才)に有罪判決が下った。