【社会】池袋ラブホテル心中未遂事件 死亡女性は末期がんだった?
ともに生きることを誓うのが結婚なら、ともに死ぬことを誓うのは心中だ。過去、数々の男女や家族が心中を試み、その悲劇性は「曽根崎心中」などの文学作品まで生み出した。6月8日、また一つ悲しい心中未遂事件が池袋で起きていた。社会部記者が解説する。「午後6時20分ごろ、池袋のラブホテルの一室のベッドの上に、胸を刃物で刺された山口美賀(みか)さん(46)の遺体と、胸に傷を負って血だらけになった、夫で無職の山口輝武(てるたけ)容疑者(33)が横になっているのをホテルの従業員が見つけて通報しました。