【社会】漢方薬と偽りウーロン茶を“処方” 調剤報酬詐取疑い、薬局経営者を再逮捕 大阪府警
漢方薬と偽ってウーロン茶を渡し、調剤報酬をだまし取ったとして、大阪府警生活環境課などは30日、詐欺容疑で大阪市住吉区我孫子の「のぞみ薬局」経営、原田実被告(65)=堺市堺区田出井町、同罪で起訴=を再逮捕した。「ばれずに簡単に大金が入るのでやった」と容疑を認めているという。府警によると、原田容疑者は平成25年6月~昨年9月、血行促進の効能がある漢方薬「サフラン」の処方を受けた白内障の患者67人にウーロン茶を渡し、調剤報酬約2200万円を不正に受け取ったとみられる。