【経済】短観:大企業製造業DI横ばい、英離脱前に回答-物価は下落拡大
アベノミクスが争点の参院選(10日投開票)を前に、景気の不透明感を浮き彫りする経済指標が相次いだ。日本銀行の企業短期経済観測調査は大企業・製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が横ばいだったが、英国の欧州連合(EU)離脱の影響を反映していない。物価はマイナス幅が拡大している。景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた短観(6月調査)DIは大企業・製造業がプラス6(ブルームバーグ調査予想プラス4)と3月の前回調査と同じだった。