【米国財務省】金正恩氏を制裁指定=北朝鮮人権侵害に責任 米政府が最高指導者の金正恩氏に直接制裁を科すのは初めて
米財務省は6日、北朝鮮国内での人権侵害に責任があるとして、金正恩朝鮮労働党委員長を含む政権幹部ら11人と政府機関など5団体を制裁対象に指定した。米政府が最高指導者の金正恩氏に直接制裁を科すのは初めて。米国内の資産が凍結されるほか、米国人との取引が禁じられる。ズビン米財務次官代理(テロ・金融犯罪担当)は声明で、「北朝鮮は金正恩の下で、自国民に裁判なしの処刑や強制労働・拷問など耐え難い残虐行為と苦痛を負わせ続けている」と非難した。