【社会】MUFGの1400億円倒産事件 更生法申し立ての理由となった虚偽申告は銀行側に促されたとして提訴
会社更生手続きを不当に申し立てられたとして、経営破綻(はたん)した船舶運営管理会社の社長が、三菱東京UFJ銀行に慰謝料など約10億円の損害賠償を求める民事訴訟を東京地裁に起こしたことが7日わかった。銀行側が申し立ての理由とした契約の虚偽申告について、「銀行側も承知していた」などと主張している。訴えたのは、昨年末に会社更生手続きの開始決定を受けたラムスコーポレーション(東京都港区)を中心とするグループ企業の社長。