【経済】社債よお前もか、利回り消滅しマイナス化急増-英EU離脱で資金流入
日本銀行のマイナス金利政策で、たびたび発生していたマイナス金利での社債取引が6月以降、急増している。英国の欧州連合(EU)離脱問題で、質への逃避から日本国債の利回りが一段と低下。利回りを求める買いを集め、信用リスクのある社債の金利までもがゼロ以下に押し下げられた。ブルームバーグのデータによると、流通利回り(気配値)がマイナスの残存期間1年以上の社債は今年初めには存在しなかったが、7日時点ではトヨタ自動車やNTTドコモの社債など768本ある。