トルコ首相、クーデターの背後にイスラム教団体「ギュレン運動」があると指摘 大統領は亡命中の指導者の身柄引き渡しを米国に要求
トルコ各地で起きた軍の一部によるクーデターについて、トルコの首相は、背後に政権に批判的なイスラム教団体の存在があると指摘しました。クーデターの爪痕が残るイスタンブールの広場には、政府を支持する市民らが集まり、「軍は我々を欺くな」などと訴えました。市民:「トルコは決して分裂しない」
一方で、トルコのユルドゥルム首相は、今回のクーデターの背景にはアメリカに亡命中のイスラム教の聖職者、ギュレン師が主導する「ギュレン運動」という団体があると指摘しました。