【社会】2015年度の公的年金運用、5.3兆円の損失 5年ぶりのマイナス 中国経済の減速など株安が影響
公的年金運用、評価損失5.3兆円 15年度 株安響く公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2015年度の評価損益が、約5兆3千億円のマイナスだったことが分かった。中国経済の減速などに端を発する株安が響いた。評価損失を出すのは5年ぶりとなる。29日に発表する。GPIFは14年10月に株式の構成割合をそれまでのおよそ2倍の約50%に引き上げ、金利低下が続く国内債券の割合を大幅に引き下げた。