【医療】手術経験不足で学会の資格取得か 群馬大学病院 18人の死亡例調査
群馬大学附属病院で、腹くう鏡による肝臓などの高度な手術を受けた患者8人が相次いで死亡した問題で、大学の調査委員会は、腹くう鏡を使って肝臓を切る手術の経験がなく、肝臓の開腹手術の経験も多くなかった教授が、高度技能指導医と呼ばれる学会の資格を取得していたなどとする報告書をまとめました。また、手術には参加していない教授が、記録上は指導的な立場で参加していたことになっていたなどともしていて、専門家は「指導医の資格は患者にとっても、どこで医療を受けるのか重要な情報だ。