【外交】プーチン大統領の訪日、共同声明を視野 安倍首相、北方領土問題など平和条約締結交渉に強い意欲
日ロ両政府は、年内に予定されるロシアのプーチン大統領の訪日について、安倍晋三首相と共同声明をまとめることも視野に入れ、公式訪問として扱う方向で調整している。外務省関係者が明らかにした。政府内には日ロの接近を懸念する米国に配慮して非公式とする考えもあったが、北方領土問題交渉を加速させることを優先した。大統領としては11年ぶりとなるプーチン氏の訪日は、12月に安倍首相の地元・山口県で首脳会談を行うことを検討している。