【史学】「文書の発見で淀の地域史の研究がさらに進む」 京都「淀古城」2カ所あった? 古文書から大阪大谷大専任講師推論
戦国時代の京都市伏見区の淀や納所の状況を表す古文書が、京都府長岡京市所蔵の「岡本雅男家文書」から、このほど見つかった。調査した大阪大谷大専任講師の馬部隆弘さん(40)は文書の土地売買の状況から、通説では納所にあったとされる中世の「淀古城」が実際は、「納所」と淀川の中州にあたる「島之内」の2カ所にあったとの推論を導き出し、専門誌「古文書研究」で発表した。
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戦国時代の京都市伏見区の淀や納所の状況を表す古文書が、京都府長岡京市所蔵の「岡本雅男家文書」から、このほど見つかった。調査した大阪大谷大専任講師の馬部隆弘さん(40)は文書の土地売買の状況から、通説では納所にあったとされる中世の「淀古城」が実際は、「納所」と淀川の中州にあたる「島之内」の2カ所にあったとの推論を導き出し、専門誌「古文書研究」で発表した。
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