【長野】小学校のプールで塩素ガス発生 3人が病院搬送 職員が異なる薬品混ぜ
2日午後1時45分ごろ、長野県安曇野市立豊科南小学校のプール機械室で、同校職員による薬剤の誤用で塩素ガスが発生する事故が起きた。同市教育委員会によると、このガスを吸った職員3人がめまいや吐き気、手足のしびれなど中毒症状を訴えて市内の病院に運ばれが、命に別状はなく治療を終えて退院した。市教委によれば、職員2人がプールの水を消毒する作業を行っていた際、本来なら消毒用のアルカリ性の「次亜塩素酸ナトリウム」を入れるべきタンクに、水のにごりを取り除く酸性の「ポリ塩化アルミニウム」を誤って投入してしまった。