【遺伝】ヨーロッパ系の人々における大うつ病性障害の遺伝的関連 統合失調症含む精神疾患に関連するものも一部重複
ヨーロッパ系の人々の大うつ病性障害(MDD)に関連する15のゲノム領域が発見されたことを報告する論文が、今週のオンライン版に掲載される。今回の研究では、アジア系以外の人々の大うつ病性障害との有意な関連が初めて明らかになり、これにより大うつ病性障害の生物学的特性の解明がさらに進む可能性が生まれている。大うつ病性障害は、最も一般的な精神疾患の1つで、抑うつ気分、睡眠パターンの変化、食欲の変化、疲労といった重篤な症状がある。