【社会】被爆地長崎・広島の修学旅行生、ピークから半減 近年は沖縄県が人気に
原爆の被爆地として平和に関する学びの場が多くある長崎市や広島市は修学旅行の定番コースとされてきたが、近年は修学旅行の多様化や少子化で、両市ともにピーク時の半分程度に減っている。両市は経済的な影響にとどまらず、「原爆の悲惨さを感受性の高い時期にこそ学んでほしい」と次世代への教訓の風化を懸念しており、長崎市は九州各地の平和学習施設と連携してPRしたり、広島市は九州新幹線の沿線地域への誘致に乗り出したりするなど懸命な営業努力をしている。