【相模原殺傷】被害者の姉「この国には優生思想的な風潮が根強くあり、とても(名前は)公表できません」追悼集会でメッセージ
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の事件で入所していた弟を亡くした女性のメッセージが6日、東京都内で障害を持つ当事者らが開いた追悼集会で読み上げられた。被害者が匿名で発表されていることについて、女性は「この国には優生思想的な風潮が根強くあり、すべての命は存在するだけで価値があるということが当たり前ではないので、とても公表することはできません」と、複雑な思いを明かした。