【国際】閣僚靖国参拝で米国務省「歴史的事実の尊重を」 慎重に対応すべきだという立場を示す
米国務省のトルドー報道部長は11日の記者会見で、今村雅弘復興相が靖国神社を参拝したことについて「歴史的事実を尊重することが重要だ」と指摘し、慎重に対応すべきだという立場を示した。報道部長は、安倍政権の他の閣僚による靖国神社参拝の可能性に関しては「日本政府に問い合わせてほしい」と述べるにとどめた。国務省はこれまで、歴史問題をめぐる日本と中韓両国の対立について「癒やしや和解を促進するようなやり方で歴史問題に臨むことの重要性を引き続き強調する」(トナー副報道官)と繰り返している。